【感動】後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」→衝撃の展開に【涙腺崩壊】 part2

斜陽だ。

「こんな日には消えたくなるね」

とハカセは言った。

「お前はまだ、やれるみたいだけど……俺には無理だよ、もう。うんざりだ」

彼が笑うと、空気がひそやかに揺れた。俺にはその声が、ただの音のように聞こえた。

言葉としての意味を剥奪された音。声。ただそれだけのもの。そんなものが俺の視界にはやまほどあった。

「でも、きっと後を追うよ。もう少しで、何かが分かるような気がするんだ。俺にだって」

俺はうなずく。それから溜め息をついて、笑った。彼もまた応じるように笑った。

「さよなら」と俺は言った。

部室を出て、図書室に向かった。ティアはあきれたように溜め息をつく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です