【感動】後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」→衝撃の展開に【涙腺崩壊】 part1

いつでもどこでも、変わらない。

彼女は諦めたように視線を落とし、サンドウィッチを口に運ぶ。

その様子を横目で警戒しながら、俺は周囲をうかがった。

場所はおそらく、うちの学校の体育館裏だろう。大きな切り株があって、俺と後輩はそれを椅子代わりにしていた。

この場所でこんなふうに昼食を共にすることがあった。この日もそうだったということだろう。

敷地を示すフェンスがすぐ傍にあって、その向こうは道路に面していた。

俺は舌打ちをしたい気持ちをこらえ、道路に舞う花びらに目を向ける。

付近に視線を巡らせると、やはり桜が咲いていた。枝を疎ましいほど広げ、花びらを路面に汚らしくまき散らしている。

どうやら春らしい。こんなことは初めてだった。

度を越えた驚きは、衝撃よりも呆れや可笑しさをもたらすものだが、俺は笑うに笑えない。もはや慣れてしまったということもある。

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