偶然再会した人のお陰で救われた

 

 

少し前の話。

人生何があるかわからない。

話は遡る事三年前。

桜が開花しはじめたころ、俺は自殺を考えていた。

大した理由ではないが、失恋、借金や勤めていた会社が倒産した事が重なって全てに失望していた。

コミュ障で友人もあまりおらず、両親ともほぼ絶縁状態にあったので一人部屋に閉じ籠る毎日だった。

手元に残った幾ばくかのお金で最後に美味しいものを食べようと思った。

一万と数千円…出来る限りの贅沢をしようと考えた。最後の晩餐。

当時ホントにそう考えていた。

とりあえず近場にあったすき家でかなり食べた。

贅沢とは程遠いが、極限まで減っていたお腹を満たした。

それからどう死のうか考えていた。

ただ一つ心残りはしばらく会ってなかった田舎のばぁちゃんだった。

就職してから数年。

仕事にかまけて会ってなかった。最後に会いたかったが、手元にあったお金じゃ地元に帰れる額では無く…

悶々としていたが幸いにも(?)テレビなどの家財道具を質に入れ地元に戻れる額のお金を手にした。

その晩に夜行バスに乗り数年ぶりに地元に帰った。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です